技術と思い 伝統こけし工人

東北には11系統の「伝統こけし」があり、それを作り継いでる職人をこけし工人と呼びます。

こけし工人たちは、伝統を受け継ぎつつ現代の感性や新しい試みによってこけしの世界を広げ

今までのこけし愛好家だけでなく、若い女性などより多くの人に愛されるこけしを作っています。

福島にも伝統こけしの1つである「土湯こけし」があり、土湯温泉の地で作り続けられています。

 

その土湯伝統こけし工人の1人である近野明裕工人によって、土湯温泉キャラクター「きぼっこちゃん」の

キーホルダーは1つ1つ丁寧に描かれているのです。

 

3cmにも満たない小さなきぼっこちゃん。

木地を挽くのも絵付けをするのも、集中力や神経を使う作業です。

小さいからといって手を抜くことはありません。

きれいに模様や表情を描くために木地表面を丁寧に仕上げ、絵付け後には持ち歩いても色がすぐに落ちないよう

コーティングを施したりと、手間や時間を惜しむことなく作り上げています。

 

「きぼっこちゃん」を手に取ってくれた方が喜んで、愛着を持ってもらえるよう伝統こけしと同じように

技術と思いを細部にまで込められているのです。